2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

財務諸表論は応用力が要求される

論文式試験の財務諸表論の試験について、過去の出題傾向をみてみると、基本的な論点をストレートに問うてくる問題だけでなく、応用力が要求される問題が多数出題されていることに特徴がみられます。 これに対応するには、まず重要な論点はすべてもらさずマス…

簿記は何よりスピードが必要

新試験制度の論文式試験では、「会計学」として簿記、財務諸表論及び原価計算が一つになって出題されますが、当面は現行試験どおりそれぞれ分けて出題されることが予想されます。 したがって、現行試験の問題を知ることは、新試験対策としても重要です。 論…

会計学は、300分の超長時間試験に

新試験制度の論文式試験においては、新しく「会計学」の試験科目が導入されました。 これは、従来の「簿記」、「財務諸表論」及び「原価計算」の3科目を事実上統合したものといえます。 新試験の短答式試験との関係では、「財務会計論」と「管理会計論」の…

新試験制度・論文式試験

新制度の論文式試験は、会計学、監査論、企業法、租税法、選択科目の5科目で行われます。 以下、それぞれの科目の内容をみてみましょう。 左のカレンダー下の「最新タイトル」をクリックすると目次があらわれます。

受験予備校のレジュメ以外に手を出さない!

公認会計士の資格取得を考えたときに、まず手始めに日商簿記検定の3級に挑戦してみようと考える受験生は少なくありません。 たしかに、簿記の勉強を始める際には最もポピュラーな方法です。 しかし、公認会計士試験を目指すのであれば、これをお勧めしませ…

税理士と公認会計士ならどっち?

公認会計士の隣接資格として税理士の存在があります。 資格取得を考えたときに、公認会計士と税理士のいずれを取得すべきかは思案のしどころです。 結論から申し上げれば、公認会計士試験を受験する方が有利です。 まず、試験の受かりやすさを比べてみましょ…

工夫次第で、働きながらの合格も可能!

このところ、会社に勤める社会人の方々の公認会計士試験への挑戦が増加しています。 最も気になるのは「働きながら受験勉強して合格することが可能なのか?」という点です。 結論から申し上げれば、これは十分可能です。 実際に合格された社会人の方が大勢い…

国に予備校の受講料を助成してもらう方法があります

公認会計士の受験のために、受験予備校の利用は必要不可欠です。 しかし、その学費として年間50万円以上のお金が必要となります。かなり大きな負担です。 もし、あなたに社会人経験があるようでしたら、国から補助を受けられるかもしれません。必ず検討して…

通信講座を活用しよう

地方に暮らしているなどの理由で、受験予備校に通学できない方も少なくないでしょう。 そのような場合、公認会計士試験の受験勉強には通信講座を活用することをお勧めします。 社会人が働きながら夜間や土日を中心に学習したい場合などにも、通信講座は便利…

合格までの学習期間は1年半が標準的

受験を決意したら、すぐに受験予備校のパンフレットを取り寄せて、説明会に参加しましょう。受験予備校で用意しているスケジュールを説明してくれます。 一般的に、まったく予備知識がない状態から公認会計士試験を目指すのであれば、本試験の一年半前から学…

人気受験予備校へ行こう!

公認会計士試験に向けて学習する上で、受験予備校の活用は欠かせません。 これから公認会計士試験に向けて学習を始めようという入門者の方は、是非受験予備校へ通うことを検討してみてください。 メリット1 受験予備校に通うことのメリットはいくつもありま…

公認会計士試験は、世間で言われるほど難しい試験ではないのです

超難関国家試験といわれる公認会計士試験ですが、実際にはどれほど難しいものなのでしょうか? 結論としては、比較的難しいが誰でも合格可能な試験といえます。 よく比較されるのが、弁護士や裁判官になるための司法試験です。 公認会計士試験は司法試験に次…

合格者の多い地域は?

現行の公認会計士試験第二次試験の合格者の地域別の構成割合をみてみましょう。 合格者の五九・三パーセントが関東財務局で受験しています。 そして、近畿財務局二〇・〇パーセント、東海財務局七・八パーセントと続き、これら3地域で八七パーセントを占め…

合格者の職業は?

現行の公認会計士試験第二次試験の合格者の職業の構成割合をみてみましょう。 公表されている統計によりますと、合格者の七九・七パーセントが無職です。次いで、学生が合格者の一八・一パーセントを占めています。 現在の公認会計士試験の受験生の大半は大…

女性合格者は?

現行の公認会計士試験第二次試験の合格者の性別の構成割合はどうなっているのでしょうか? こちらも統計が公表されています。 それによりますと、合格者の一八・九パーセントが女性です。 合格者に占める女性の割合は長期的には増加傾向にあります。 しかも…

合格者の年齢層は?

現行の公認会計士試験第二次試験の合格者の年齢別の構成割合が公表されています。 なんと、合格者の41.7パーセントが25歳未満の人たちです。 これに、25歳以上30歳未満の合格者を加えると、実に合格者の83.6%に達します。 合格者の平均年齢は…

公認会計士に求められる倫理

公認会計士は、会計・監査の専門家ですので、専門知識を有していることは当然です。 しかし、専門知識だけでは不十分です。 公認会計士には、社会から信頼を得られるような高度な人格も同時に求められます。 日本公認会計士協会は、公認会計士がその社会的役…

資格取得のメリット

公認会計士の試験は超難関ですが、資格を取得するメリットは大きいといえます。 まず、監査業務は公認会計士の独占業務であるという点です。 このことは、一定の業務量を確保できるという点で、公認会計士の資格を有していることで、経済的に安定することを…

幅広い公認会計士の仕事

公認会計士の仕事は、監査にとどまりません。 確かに、公認会計士にとって監査は最も重要な仕事です。 特に、証券取引法や商法などの法律で、公認会計士(又は監査法人)の監査を受けなくてはならないと定められているため、監査は公認会計士の独占業務とな…

公認会計士には公正不偏の態度が求められる

公認会計士法第一条には、公認会計士の使命について述べている中で、「独立した立場において」という文言があります。 これは、公認会計士にとっても最も重要な基本原則です。 公認会計士は、顧客である会社から報酬を受け取り監査を行います。 この点で、税…

財務情報の信頼性確保は経済発展に欠かせない

「財務に関する情報の信頼性を確保する」という公認会計士の仕事はどうして必要とされるのでしょうか? もし、決算書が正しいという保証がなかった場合、取引先や投資先の決算書を100%信じることができません。 会社が公表している決算書に対して、公認…

公認会計士の使命は、財務情報の信頼性を確保すること!

粉飾決算などの経済事件が起こると、公認会計士や監査法人が充分にその役割を果たしていたかどうかが新聞などのマスコミで取り上げられるのをよく目にします。 これから目指す公認会計士の使命について考えてみましょう。 公認会計士法の使命は、公認会計士…

短答式合格発表いかがでしたか?

ところで、24日は短答式試験の発表だったんですね。 お疲れ様でした。 未公認会計士Zさんのサイトでしりました。 問題13の正解が予備校予想の3ではなく、2だとか。 なかなかの難問でしたね。

公認会計士試験の役立つ情報満載のサイトをご紹介します。

この「startpage」では、なんと独自のリサーチで短答式試験のボーダーまで予想されています。 その他の情報もリアルタイムで更新されています。 受験生としては、あまりインターネットの時間が取れませんよね。 そんな時は、このサイトを中心に情報収集して…

人の3倍効率的に学習できれば、こんなに有利なことはありませんよね

人の3倍効率的に学習できれば、こんなに有利なことはありませんよねえ?わたしは、いま公認会計士として働いています。 今でこそ、監査の仕事も、税務の仕事も、クライアントから求められる水準を上回る仕事をできるようになりましたが、学生時代には公認会…

梅雨ですが

3月4月から始まる受験予備校の会計士コースを受講されたた方はどれだけいらっしゃるのでしょうか?私は学生時代7月からT●Cに通い始めました。 教室に比べて受講生がとても少なかったんですね。 聞けば、春から始まったコースも当初は教室があふれるほど…

公認会計士や弁護士の派遣

新聞などの報道によりますと、 現在禁止されている公認会計士や弁護士の派遣が解禁される見通しだそうです。 これまでは、専門職の独立性が阻害されるという理由で禁止されていたそうです。今では、税理士さんや会計士さんにクライアントを斡旋する会社もた…

来年からは、会計士試験に租税法が導入されますね。

受験生の方々には、負担増から敬遠されるむきもあるようですが、 実務に就いてみれば、これはとても役立ちますよ。経理の現場では、税金がわかってないと、おはなしにならないってことが多いんです。 今までの会計士補は、税金がわからないから、会社の人と…

来年の最年少合格は何歳でしょうか?

新試験制度になると、公認会計士試験をだれでも受験できることになります。 これまでは、二次試験の受験資格が実質的に大学2年次を終了していることでしたから、最年少合格者は20歳になることが多かったわけです。来年からはどうなるのでしょうか?おそら…

短答式試験の出題ミス

今年の短答式試験でミスがあったことは、ご存知でしょうか? 問題18の正解となる選択肢が無かったんですね。 詳細は、TACさんや大原さんのサイトで閲覧できますので、まだ見てないよという方は、参考までに一度ご覧になってください。 試験には、このよ…