財務情報の信頼性確保は経済発展に欠かせない


「財務に関する情報の信頼性を確保する」という公認会計士の仕事はどうして必要とされるのでしょうか?
もし、決算書が正しいという保証がなかった場合、取引先や投資先の決算書を100%信じることができません。
会社が公表している決算書に対して、公認会計士の保証があれば、決算書を信じることができます。その結果、資金繰りの苦しい会社に対しては、お金を貸し付けるのは避けたり、手形での取引を現金での取引に変更したり対策を講ずることができます。
また、投資をする場合には、会社の営業成績や財政状態から投資するべきか否かの判断材料とすることができます。
皆が決算書を信じて取引を活発に行えば、経済は発展していきます。
このことこそが、公認会計士の存在意義なのです。