2008-08-28から1日間の記事一覧

企業法は、会社法からの出題が大半

企業法については、新試験制度における出題範囲がいまだ「検討中」となっています。 ただし、これまでの試験制度改革の議論をみていると、内容は、現行試験の商法に準ずるものと考えられますので、会社法がその中心となります。 商法については、ここ数年改…

監査論は従来どおり

監査論については、新試験制度において特段の変更はありません。 内容は、公認会計士の専門分野である監査の業務の背景にある理論と、監査の実務に関する諸問題が出題されます。 ここ数年、公認会計士の監査のあり方が問われており、それを受けての変更も頻…

管理会計論も、図と表で考えよう!

管理会計論についても、短時間で手際よく問題を問いていくテクニックが求められます。 短時間でミスすることなく問題を問いていくために、図と表を用いることが有効であることは、簿記同様、管理会計論にもあてはまります。 原価計算や意思決定の計算問題は…

管理会計論は、計算問題の比重が大きい

新試験制度において、「管理会計論」という名称になっても、試験問題の内容に大きな変更は予想されません。 したがって、ここでもカギは計算問題の攻略にあります。まず、計算問題を反復練習し、その理論的裏付を学ぶのが理論問題という勉強の仕方が効率的で…

管理会計論は、原価計算と管理会計

新試験制度においては、新しく「管理会計論」の試験科目が導入されました。これは、従来の「原価計算」を事実上名称変更したものです。 現行試験においても、原価計算の科目において意思決定会計が出題されていましたので、科目名称が実際の試験問題に追いつ…

財務諸表論は、テキストを読むだけでは不十分

財務諸表論も簿記同様、公認会計士にとって欠かすことのできない知識を問う科目となります。 そのため、実務に携わっている公認会計士であれば誰もが簡単に解けるような基本的な事項が出題されます。 出題形式は正誤問題となっています。5つの記述の内に、…

図表を使うことでスピードアップ

とにかく簿記は時間との勝負です。 短時間でミスすることなく問題を問いていくためには、図と表を用いることが有効です。 簿記の計算問題は、ほとんどの場合、一定のパターンにあてはまります。 たとえば、連結財務諸表について出題された場合、当初からの仕…

簿記の基本は仕訳

簿記の勉強で最も大切なことは、「仕訳で考える」ことです。 すべてを借方と貸方の科目・金額で表すことができなければなりません。簿記の勉強は、仕訳を覚えることといっても過言ではないのです。 反対に、どんなに複雑な問題であっても、一つずつ仕訳を積…

簿記のスピードが何より必要

新試験制度においても、公認会計士試験のカギは簿記にあります。 公認会計士試験合格を目指す以上、なによりもまず、簿記を攻略することが必要です。 短答式試験の簿記で得点をあげるには、テンポ良く次々と問題をこなしていくことが求められます。 問題の難…

財務会計論は従来どおりの出題範囲。実質的には「簿記」と「財務諸表論」の2科目

新試験制度においては、新しく「財務会計論」の試験科目が導入されました。これは、従来の「簿記」と「財務諸表論」の2科目を事実上統合したものといえます。 ただし、試験問題の中身自体は統合されず、簿記の計算問題と財務諸表論の理論問題とにはっきり区…

新試験制度・短答式試験

新制度の短答式試験は、財務会計論、管理会計論、監査論、企業法の4科目で行われます。 以下、それぞれの科目の内容をみてみましょう。 左のカレンダー下の「最新タイトル」をクリックすると目次があらわれます。